ロゴデザインのアイデアに詰まった時に役立つ方法

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ロゴのアイデアの発想法
ロゴデザインのアイデアが出ない時に利用するアイデア発想法

ロゴのデザインを考えているとアイデアに詰まってしまうことがあると思います。クライアントからの依頼の場合ロゴのプレゼン日が決まっていますのでアイデアが浮かばないとだんだん焦ってきます。焦りが先行してしまうとなかなかいいアイデアが浮かばないものです。アイデアが浮かばない時、気分を変えて制作環境を変えてみたり、違うことをしてみたり・・。それでも中々アイデアが浮かばない時はアイデアチェックリストを利用するというのもひとつの方法です。

ロゴのアイデアが浮かばない

アイデアが浮かばない時にチェックリストの項目に当てはめることで、アイデアを量産することができるオズボーンのチェックリストです。この中の幾つかはすでに実践しているのではないかと思いますが、チェックリストになっていることでいつでもアイデアを発想することができます。ロゴアイデアの発想にも役立つので是非、利用してみてください。

オズボーンのチェックリスト

大きく分けて9つのアイデア発想方法があります。このオズボーンのアイデアチェックシートを元にロゴのアイデア発想に置き換えてみましょう。ロゴのデザインを考える時には、まずテーマを決める必要があります。テーマやモチーフの選定方法はこちらで紹介しています。ロゴのテーマやデザインモチーフが決まったらアイデアチェックリストに当てはめてロゴのアイデアを考えていきます。

転用  他に使い道はないか?(新しい用途)
応用  他のアイデアを応用できないか?
変更  形や色など変えたらどうか?
拡大  大きくしたらどうか?(増加)
縮小  小さくしたらどうか?(減少)
代用  他のモノにしたらどうか?
置換  順序や配置を置き換えたらどうか?
逆転  向きや形など逆転したらどうか?
結合  他のモノと組合せたらどうか?

 

下に記載したものはオズボーンのチェックリストをもとに私なりにロゴのアイデア発想用に置き換えてみたものです。

 

【転用】他に使い道はないか?

アイデア段階で出たたくさんのサムネイルを捨ててしまうのではなく、まとめておいて他のロゴデザインの時のヒントにする。

【応用】他のアイデア(技法)を応用できないか?

ロゴデザインの場合は他の技法が応用できないかと考えてみる。例えば直線をラフな線にしてみる。きっちりしたロゴデザインではなく手書き風にしてみる。クレヨン画のようにしてみるなど。

【変更】ロゴの形や色など変えたらどうか?

これはロゴのデザインでも直接当てはまります。本来の形を丸くしてみる、三角にしてみる、潰してみる、伸ばしてみるなど。たとえば太陽や月の形を大げさに変えてみたり、丸いリンゴを四角いリンゴにしてみたり、赤いリンゴを青いリンゴの色にしたり・・・など、本来の概念を崩してみせる。

【拡大】モチーフを大きくしたらどうか?

大きくしてみる。これも当てはめやすいチッェックリストです。大きくしてみる時には、対比させるモノが必要になってきます。これは誰でも大きさをある程度認識できるモノをモチーフにするといいでしょう。人とか車とか、花とか大体の大きさが想像つくモノに対してありえない大きさのモノを組合せます。例えば人より大きな蟻など。蟻だけでは大きさがわからないので比較される人やモノを組み合わせてより効果的に発想していきます。
モチーフを増加してみる。例えばモチーフの数を増やしてみるという方法もあります。増加の効果・・ひとつではなく数を増やすことによって効果をもたらすということです。例えばアウディのロゴマークなどもこれにあたります。

【縮小】モチーフを小さくしたらどうか?

ロゴを小さくしてみる。少しだけ小さくしてもあまり変わりませんからここは極端に小さくしてみるのもいいでしょう。全体を小さくしてみる。一部をポイント的に小さくしてみる。例えば動物などのキャラクターロゴの目を極端に小さくしてみる。顔に対して体を極端に小さくしてみるなど。
減少してみる。削ってみる。そこから何かを減らすことで他とは違うインパクトのあるロゴデザインにならないか。これは誰もが知っているapple社のリンゴのマークに代表されると思います。リンゴそのものをマークにしたとしてもなんらインパクトはありませんが、かじったリンゴという減少の技法を使用することで、ロゴのデザイン自体に強烈なインパクトをもたらしたデザインと言えます。

【代用】他のモノにしたらどうか?

素材を変えてみると考えてみてはどうでしょうか?素材を変えるといっても技法的に変えるのではなく見せ方を変えるということです。例えば、葉っぱのデザインのロゴマーク、本来ならナチュラルな印象で作成しますが、素材を金属に変えて金属の葉にしてみるなど。本来とは違う素材で表現してみてはどうでしょうか。

【置換】置き換えたらどうか?

ロゴデザインの場合、順序や配置の置き換えはロゴのバリエーションになってしまいますので、この場合は内容を置き換えるというふうに考えてみてはどうでしょうか?木のロゴマーク、幹の部分を人のデザインに置き換えてみるなど擬人化してみるというのも方法です。

【逆転】ロゴの向きや形など逆転したらどうか?

ロゴデザインの場合は、単純に上下左右を逆転したり、鏡像にしたりというだけではなく、見せ方を逆点させると考えてみてはどうでしょうか?例えば母と子供をモチーフにしたロゴマーク。こちらを向いている正面向きのデザインではなく、逆転の発想で後ろ向きの親子のロゴマークにするなど。単純に向きを逆転したロゴとしては、Rの文字が反対を向いているトイザらスのロゴがそれにあたりますね。

【結合】他のモノと組合せたらどうか?

他のデザインモチーフと組み合わせてみると考えるのはどうでしょうか?例えば花のデザインにハートの形を組み合わせたロゴマークなど。

オズボーンのチェックリストをもとに自分なりロゴのチェックリストを作成してみては?

アイデアの発想方法は人それぞれ、セオリー通りにする必要はないと思っています。基本になるアイデア発想のチェックリストに自分なりの発想方法を付け加えてみてはどうでしょうか?自分用のチェックリストを作っておけば、ロゴの依頼が来た時にテーマとデザインモチーフさえ決めてしまえば、そこそこの数のアイデアを羅列することができます。ただし最終的には、自分でアイデアを取捨選択しなければなりません。ロゴのアイデアはいっぱい出たのだけれど、実際に選んだアイデアがクライアントに受け入れられるか?適切なアイデアを選ぶということも重要です。アイデアを見極められる力を養うということは、やはり普段から色々なロゴのデザインを見ておくことが重要なのではと思います。


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